業務内容
【国内外の種牡馬の導入、シンジケート結成及び事務代行】
サラブレッド生産の根幹部をつかさどる種牡馬。「種牡馬を制する者は生産を制す」と言われるほどです。株式会社サラブレッドブリーダーズクラブでは会社設立以来、強い馬づくりの一翼を担うべく国内外から多数の一流種牡馬を導入してまいりました。リオンディーズ、グレーターロンドンといった現役成功種牡馬や、今後産駒の活躍が期待されるフィエールマン、フォーウィールドライブ、ダノンスマッシュ、マテラスカイなどはその一例です。
2024年シーズンは、社台スタリオンステーションよりサトノダイヤモンド、リアルスティールの2頭を当スタリオンステーションに受け入れました。今後も当社は種牡馬陣容の更なる充実に努めてまいります。
また、種牡馬のシンジケート結成やマネージメントにおいて、株式会社サラブレッドブリーダーズクラブは高い専門性や事務能力を発揮し、業界内で高い評価を受けております。
【競走馬の売買斡旋サービス】
馬産地・日高に本拠を置く現地商社として、多方面にわたるネットワークと弊社に対する信用を最大限に生かし、最新かつ正確な売買情報を提供しています。当歳馬や1歳馬はもちろんのこと、現役競走馬や繁殖牝馬に至るまで、優れた競走馬の購買をお手伝いします。
昨年実績で100頭もの競走馬を売買しており、ホーストレーダーとしての当社の役割は年ごとに大きなものになっております。
【種牡馬株の売買斡旋】
産駒の競走成績によって価格が大きく上下する種牡馬株の売買には、正確でタイムリーな情報が欠かせません。種牡馬株所有者との緊密なネットワークをフルに活用し、お探しの種牡馬株の最新情報を提供します。
【競走馬の保険業務】
競走馬の生産と売買、所有にはリスクがつきものです。株式会社サラブレッドブリーダーズクラブは、三井住友海上火災保険㈱、損害保険ジャパン㈱、東京海上日動火災保険㈱の代理店として、産地、競馬場、そして海外まで、幅広いケースの競走馬保険に対応対応しています。
【牧場用資材・飼料の販売】
優れた競走馬を育てるには優れた資料や設備が必要です。輸入チモシーやエン麦、配合飼料や防腐加工済みの牧柵などをリーズナブルな価格で提供いたします。
【関連団体の管理運営】
(一社)ジャパンブリーダーズカップ協会事務局
(一社)日本競走馬協会 北海道事務所
株式会社サラブレッドブリーダーズクラブが事務局を務める(一社)ジャパンブリーダーズカップ協会(JBC協会)は、「JBC(Japan Breeding Farm's Cup)競走」開催を提唱し、2001年に大井競馬場で第1回競走が施行されました。以後「地方競馬の祭典」としてJBC競走は大きく成長し続けています。
また、ホッカイドウ競馬への支援事業として、優勝馬の馬主に著名種牡馬の種付権利を贈呈する「スタリオンシリーズ」を企画立案し、ホッカイドウ競馬の名物競走に育て上げました。その他にも、地方競馬牝馬競走活性事業「グランダム・ジャパン」や他の地方競馬へのスタリオンシリーズ「H.I.T.スタリオンシリーズ」を実施するなど、地方競馬の支援に積極的に取り組んでいます。
競走馬の流通に革命的な影響を与えた(一社)日本競走馬協会主催の「セレクトセール」。2022年も469頭の上場馬中、447頭が落札され(売却率95.3%)、最高落札価格4億5,000万円、総額は本セール史上最高となる257億6,250万円を記録し、世界有数のサラブレッド・オークションとしての地位を不動のものにしています。日本を代表する数多くの競走馬―マンハッタンカフェ、ディープインパクト、キングカメハメハ、ゼンノロブロイ、デアリングタクト、ラヴズオンリーユーはセレクトセールの出身馬です。直近でも宝塚記念をレコードタイムで制したタイトルホルダーなど、数多くの優駿が本セールで取引されています。
株式会社サラブレッドブリーダーズクラブは、(一社)日本競走馬協会の北海道事務所として市場運営の一翼を担い、サラブレッド生産界の発展のために尽力しています。